養豚・養鶏プラントの施工管理を担当するヨシモトアグリ建築部社員のインタビュー
STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー
日本の畜産業をモノづくりで支える!
確かな品質と技術を届ける
建設部のこだわり
2014年入社
建設部

最先端の畜産技術を扱う
ヨシモトアグリとの出会い
ヨシモトアグリとの出会いは、ヨシモトアグリ分社化前のグループ企業であるヨシモトポールから、大学の研究室に学校推薦枠の案内が届いていたのがきっかけです。大学時代は鉄鋼業に興味を持っていたため、鉄鋼関係で複数社を受けていましたが、スチールポールを主力製品とするヨシモトポールの面接の際に仕事意識や人柄の良さに惹かれ入社を決意しました。
このような経緯もあって、当初は鉄鋼業に携わるつもりでヨシモトポールへ入社しました。しかし、入社後の1~2ヶ月で受けたアグリ事業部(現在のヨシモトアグリ)の研修で畜産事業を学び、室温管理や給餌管理、臭気対策など最新技術を取り入れた豚舎の実情を知ったことで、この仕事に興味を持ちました。その後、豚舎の生産力を最大化し、日本の畜産業を建設の側面からサポートできると知ったことが転機となり、現在はヨシモトアグリの建設部にてプラント建設の現場監督を担っています。

アグリ事業部(ヨシモトアグリ)への配属後は「豚舎とは」といった畜産業に関する基礎知識を学ぶところからのスタートでした。建設部に配属されている社員の大半は理系学部出身者ですが、建築を専門に学んできた人は少なく、農学部、理工学部など多様な背景を持つ社員がいます。そのような中でも、施工管理未経験者が早期に独り立ちできるよう、現場研修をはじめとする充実した成長環境が整えられているので、私も安心して業務に取り組むことができました。
プラント建設の
原価・安全・工程・品質を管理
ヨシモトアグリは、お客様との契約に基づき、養豚・養鶏プラント建設を行っています。建設部の主な業務は、プラント建設の現場監督です。全国各地の建設現場へ長期出張で赴き、養豚・養鶏場をより生産的に稼働させるため、ヨシモトアグリの技術をお客様に提供しています。
私たち現場監督の仕事内容は、主に原価管理、安全管理、工程管理、品質管理の4つです。現場には、ヨシモトアグリの建設部の社員(1現場2名体制)のほか、建物の基礎をつくるチームや建築を行うチーム、内部設備チームなど協力会社の職人さんたちも出入りしています。そのため、工事を取り仕切る現場監督として、安全が保たれているかどうか、工程通りに進んでいるかどうかなど、常に気を配って確認しなければいけません。

そのような対応と並行して、原価を把握し利益計算を行う原価管理を行います。さらに、各作業の進捗に応じた資材の搬入・搬出の手配、品質を担保するための正確な施工図の作成などの対応も、私たちの仕事内容です。また、職人さんたちと工程会議を行うこともあるため、デスクワークをする機会も少なくありません。
おかげさまで、今ではお客様からご発注いただく案件も多くなりました。例えば、ある現場で完成した豚舎の引き渡しが終わると、すぐに別の現場へ移ることもあります。ただ、長期出張の移動費や出張先の住まいなどは会社の用意となっているので、移動に際しての負担はなく、とてもありがたいです。そのときどきで違った環境に身を置けるので、気分転換にもなっています。


大切なことはプラント建設に対する責任感
現場を取り仕切る役目の重要性
建設部では、現場監督を担当する都合上、多くの職人さんと関わることになります。工程通りに工事を行うためには、職人さんたちとの関係性が重要です。的確な指示出しを職人さんに行えないと、工事をスムーズに運ぶことができません。はじめは職人さんたちと距離を縮めたり会話をしたりといった関係構築が難しく、職人さんに対して失言し、怒らせてしまったこともありました。そこから自分の考えを改め直し、上司が職人さんに指示を出す姿を見て学びました。現在は、信頼関係を築くため職人さんへの感謝を持ちつつ、作業者の視点で歩み寄り、的確な指示出しができるような現場管理を心がけています。
こういった関係構築のように、現場では難しい問題にも直面しますが、それを乗り越えて豚舎が完成したときには、ひと際大きな達成感を感じます。 施主様から「新しいプラントで生産効率が格段に上がった」と言われたときは嬉しかったです。

建設部で働く上では、もちろん関係各所とのコミュニケーションも大切ですが、それ以上に現場監督として仕事に責任を持つことが重要だと感じています。常に現場では何が起こるか分からないので「自分がこの現場の責任者なんだ」という責任感を持ち、プロフェッショナルとしてヨシモトアグリの仕事をこなさなければなりません。ただ、仕事に関して分からないことがあった際は、遠慮なく周囲を頼ってください。先輩社員のみなさんは仕事に対して熱心な姿勢を持っていますし、困っている仲間を助ける風土があるので、とても働きやすい環境だと思います。

先輩社員から学ぶ日々。
良い現場にできる監督を目指して勉強中
ヨシモトアグリに入社して良かったと感じる点は、全社的に社員同士の協力体制が整っていることです。誰かが業務のサポートをしなければならないシーンでも、上司や仲間が快く引き受けてくれます。今でも自分が分からないことがあったときは、先輩社員に分かりやすく教えていただき、頼もしさを感じています。
先輩社員のみなさんは、豚舎や畜産に関する知識が豊富な上に、発想力が豊かで、私が困難だと感じる業務にも「こうしてみたら?」と的確なアドバイスをくださいます。そんな先輩社員の方々に憧れを抱いているので、今後は先輩社員のように知識を蓄えつつ、後輩社員を気遣って助けられるような社員として成長していきたいです。

一日の流れ
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7:30
出社
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8:00
朝礼 職人さんたちとの当日作業を確認
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9:00
現場巡回 施工が図面通りに進んでいるか、安全に行われているかを確認します
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10:00
午前休憩 休憩室で職人さんと雑談することも
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12:00
昼食 午後の業務に備えてデスクでお昼をとります
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13:00
デスクワーク 図面作成などの事務作業や工程会議を行います
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15:00
午後休憩 ストレッチなどして気分転換
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17:30
終業

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ひとこと
ヨシモトアグリのお客様は東北から九州まで全国各地にいらっしゃるので、どの工事を担当するかによって勤務地は異なります。工事の期間中(着工から引き渡しまで約1〜1年半程)は現場の近くにアパートを借りて、社用車で現場に通い、工事がない期間は、埼玉県内の事務所近くにアパートを借りて事務所に通勤、事務仕事をする勤務スタイルです。