養豚・養鶏プラントの施工管理を担当するヨシモトアグリ建築部社員のインタビュー

STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

建築未経験から現場監督に
周囲の期待とサポートに応えて
日々成長中

2020年入社

建設部

衝撃を受けた畜産の最前線
「こんなに自動化されている
とは!」

大学(工学部)時代は細菌や微生物の働きに興味を持っていました。教授の勧めで「家畜伝染病」の研究を始めたことが畜産との最初の接点です。就職活動を始めてすぐは、ウイルスの侵入を防ぐ床材のメーカーなどを候補に企業を探していましたが、教授の紹介でヨシモトアグリと出会い、農業や畜産の最前線を知ったことが人生の転機となりました。

豚舎は自分が想像していたよりもオートメーション化が進んでいて室温管理や給餌管理のほか、臭気対策や糞尿処理にも最新技術が使われていることに衝撃を受けました。それと同時に、施設の力で生産能力を最大化するヨシモトアグリの事業に意義を感じ、未経験ながら建築分野の職種に挑戦することを決めました。

原価・安全・工程・品質の四つを
管理する現場監督の仕事

建設部に在籍する現在は、現場監督として豚舎の建設工事を管理しています。現場監督の仕事内容は原価管理、安全管理、工程管理、品質管理と大きく四つあり、入社4年目の私は原価管理以外の三つを任されています。

社員の大半は理系学部出身者ですが、建築や電気を専門に学んできた人ばかりではありません。私も入社後の現場研修で「豚舎とは何か?」を知ることからのスタートでした。現場には建物の基礎をつくるチーム、屋根や壁など建物の枠組みをつくるチーム、内部設備(電気工事など)のチームといったように、協力会社の職人さんが20人ほど出入りしています。ヨシモトアグリの社員(1現場2名体制)は計画通りに工事が進むよう、現場の安全確認をしたり、各作業の進捗に応じて搬入・搬出の手配をしたりするのが主な仕事です。

工事に必要な施工図の作成も建設部で対応しています。エンジニアリング部(営業)が作成する図面は農家さんへの説明用の完成予定図です。私たち建設部が作成する施工図は、職人さんが工事を進めるためのプラモデルで言う組み立て説明書のようなものと思っていただければわかりやすいかもしれません。ほかに、資材の調達や輸入品の部材発注などの仕事もあるので、日中は事務所でPC作業をしたり、取引先と連絡を取ったりすることもあります。

奥が深い豚舎の設計・施工
現場での学びを蓄積している最中
です

建設部に配属された当初は、知らないことが多すぎて自分に現場監督が務まるとは到底思えませんでした。しかし、上司にアドバイスをもらったり、職人さんから作業の詳細を聞いたりするうちに、少しずつ知識が身につき、今では上司とペアを組んで現場を監督できるまでになりました。

はじめは職人さんに話しかけることにも遠慮がありましたが、2年目に経験した現場で、上司が職人さんたちと共通の趣味の話題で談笑し、その延長で工事内容の確認をとっている姿を見て意識が変わりました。「何気ないやり取りの中に、工事をスムーズに進めるコツがある」と気づきを得てからは、職人さんと積極的にコミュニケーションを取るようになり、豚舎や建設に関する知識もグッと深まったように感じています。

今の目標は“一人前の現場監督”
先輩に追いつくために資格の勉強も

最近嬉しかったことは、自分で描いた施工図通りにミスなく工事が進んだことです。施工図を描いて工事を進めても寸法が合わないことがあるので、問題なく工事が終わった時にはホッとしました。

上司の仕事を見て「マネできない」と思うのは段取りの良さです。費用の計算や図面の整理は工事の前にほとんど終わっていて、工事が始まったら手順通り進んでいるかを確認するだけという状況を見ると、目の前のことで精一杯な自分と経験の差を感じます。まだ上司に追いつけていないのは悔しいですが、早く「一人前の現場監督」になれるように、ほかの現場の視察や図面作成のフォローにも積極的に取り組んでいます。

「2級建築施工管理技士」などの資格は、入社後に会社のサポートを受けて取得しました。ほかにも重機の運転や電気関係の試験、クレーンで資材を吊り上げるために必要な玉掛け技能講習なども経験し、できることを少しずつ増やしています。
輸入資材のやり取りでは、英語でメールを打つこともあります。チャレンジングな環境ですが、周りのサポートは十分なので、成長を実感しながら働ける刺激的な職場だと思います。

ヨシモトアグリの強みは
「協力体制」
有給休暇でリフレッシュする
ことも

「ヨシモトアグリに入ってよかった」と感じるポイントは、人間関係がフラットで社員同士の協力体制が整っている点です。誰かがサポートに入らなければならないシーンでも上司や仲間が気さくに手伝ってくれます。私は毎日30分ほど残業をしていますが、長く残ったとしても週に一度、1時間程度です。残業が少なく有給休暇をとりやすいのは、周囲の協力体制があってのことと感じています。

一日の流れ

  1. 7:30

    出社

  2. 8:00

    朝礼 職人さんたちとの当日作業確認など

  3. 10:00

    現場巡回 図面通りの施工をしているか、危険な箇所がないかなどを確認します

  4. 12:00

    昼食 事務所のデスクで上司と話しながらとることが多いです

  5. 13:00

    デスクワーク 工程表や図面の作成、資材の取り寄せなどを進めます

  6. 17:30

    終業

  7. 18:00

    少しだけ残業をして帰宅

ひとこと

今の現場は群馬県内ですが、ヨシモトアグリのお客様は東北から九州まで各地にいらっしゃるので、どの工事を担当するかによって勤務地はまちまちです。工事の期間中(着工から引き渡しまで半年~1年程度)は現場の近くにアパートを借りて、社用車で現場に通い、工事がない期間は埼玉県内の事務所で事務作業をする勤務スタイルを続けています。

就活生へのメッセージ

この仕事の一番のやりがいは、豚舎が完成した後、お客様に「使いやすい」と喜んでもらえることです。自分の作ったものが地図に残る建設業は、一つひとつの現場が終わるごとに大きな達成感が得られる魅力的な職種だと思います。

社会に出て思うのは、「わからないことやできないことが多いのは、決して恥ずかしいことではない」ということです。課題に直面しても、自分の知識を組み合わせて解決策を考える探求心があれば、失敗したとしても次の機会にはきっと対応力が身についているはず。まずは何でもやってみるというチャレンジ精神を大切にしてほしいです。

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