養豚・養鶏プラントの性能向上に取り組むヨシモトアグリの社長メッセージ

MESSAGE 社長メッセージ

50年、100年先の農業を支える
確かな「仕組み」を提供するために

代表取締役社長 鈴木 安彦

ヨシモトアグリ株式会社のサイトをご覧いただきありがとうございます。
代表取締役社長の鈴木安彦です。

当社は、畜産の先進地域である欧米の設備や技術を導入し学び、日本の風土に合わせた施設を設計し、建設・設備施工までをトータルプランニングしています。高性能の施設とシステムを供給することで、生産能力の向上を実現し、生産者の皆様を支えることが私たちのミッションです。

養豚・養鶏プラントの性能向上に取り組む意義

代表取締役社長 鈴木 安彦

皆様が手に取る豚肉や鶏肉はすべて、どこかの畜舎で大切に育てられた豚や鶏です。生産者の方は、餌をどれだけ与えるか、どんな環境を保つべきかを日々考えていらっしゃいます。そのお悩みや迷いを「施設やシステム」で解決する。それが私たちの役割です。

豚はストレスや暑さに弱く、環境によって成長が大きく左右される、大変デリケートな動物です。母豚から産まれた子豚を「きちんと」育てるためには、清潔でストレスのない環境を作ることが肝になってきます。

当社では、欧米から先進技術を輸入し、日本農業に合うようにカスタマイズしてきました。また、アメリカの合理主義的な考え方を導入し、無駄なく効率のよい経営が出来る施設を建設しております。もちろん、臭気対策を代表とする様々な環境問題にも「生物脱臭システム」などの技術を取り入れ、鋭意的に取り組んでおります。

当社は、おいしい食肉を食卓に届けようと日夜改善を重ねる生産者の皆様と向き合い、養豚・養鶏プラント全体の性能を高めることで、日本の農業を支え続けます。

環境、食糧問題に施設の「システム化」で向き合う

代表取締役社長 鈴木 安彦

近年では、異常気象や温暖化により、飼料となる穀物が不作になることが常態化しています。さらに、世界的な人口増加によって食糧危機も年々深刻化しています。

そんな中、私たちに出来ることは一体何か。豚肉や鶏肉は人間が健康を維持するために欠かせない貴重なタンパク源です。では、そのタンパク源──食肉はどのように生産されているのでしょうか。

豚や鶏が飼料を摂取することでエネルギーとなり、肉になる。いわば、穀物を食肉に変換しているわけです。

穀物をいかに無駄なく効率的に食肉に変換できるか。私たちは、養豚・養鶏プラントの「システム化」でその課題に向き合っております。

代表取締役社長 鈴木 安彦

貴重な飼料を無駄にしないための「給餌管理システム」や、施設内を生体の生育に適した環境に保つための「自動空調システム」など。将来的には、これらのデータを活用し、AIにて生産能力の高い環境を実現する施設の建設を目指しております。

IT技術にて自動管理をする農業が「スマート農業」と呼ばれ始めました。システムによる管理は細かな数値の推移を追い、因果関係を分析する研究があってこそ実現できるものです。その過程は「スマート」と言えるほど簡単ではありません。

しかし、社員一人ひとりが生産者の皆様のお声を聴き、「本当に役に立つ<仕組み>づくり」に挑戦し続けること。それこそが、業界のリーディングカンパニーとして果たすべき責任だと考えております。

これまでの歩みとこれからのビジョン

ヨシモトポール(株)がアグリ事業を手掛けてから約半世紀にわたり、私たちは各地の生産者の皆様と対話を続けてきました。年々大きくなるアグリ事業の成長を受けて、創業者由井の「small is beutiful」の理念に基づき、2014年にヨシモトポール(株)から事業を分社する形で独立いたしました。

本格的に養豚・養鶏プラントの建設を手掛け始めた頃、先進的な農業経営者の皆様と海外視察に出向いたことがあります。海外の優れたシステムを見聞きして得たもの。それは、日本の農業は設備の力でより“収益性の高いビジネスモデル”に変えられるという希望でした。

当社は生産者の皆様を支え、日本農業の生産能力と収益性を高めるエンジニアリング企業を目指してまいります。皆様の益々のご指導・ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。

代表取締役社長 鈴木 安彦

代表取締役社長 鈴木 安彦

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